Kleiner Perkins Caufield & Byers(KPCB)のJohn DoerrがKCPBの会長に就任して、投資業務の第一線からは身を退くようです(WSJ)。
クライナー・パーキンスといえばシリコンバレーに永らく君臨してきたVCです。近年は女性差別問題の訴訟が話題になり、またそれ以前にはクリーンテックへのシフトが結果的に上手くいかなかったりして、かつてほどの絶対性は失われてきていたようですが、それでもレピュテーションが最も重要な財産であるVC業界において、依然として名声を保ってきたように思います。それを引っ張ってきたJohn Doerrが一線から退くというのは、一つの時代の節目なのでしょう。