シリコンバレーの就職人気の変化

シリコンバレーのエンジニアの間で、アップサイドの大きい(いわゆる本当の)スタートアップへの就職人気が落ちており、Googleなどのより「安定的」な会社の人気が高まっているという記事が、Wall Street Journalに出ていました。

ここ最近の投資マインドの冷え込みにより、スタートアップの先行きが不透明になったことを受けての対応です。ランチなどの福利厚生が充実していることは優良スタートアップの大いなるアピールポイントだったわけですが、最近では、豪華な福利厚生を提供するスタートアップを、「金を無駄遣いしている」と見て逆に避けるエンジニアも出てきているとのことです。

とはいえ、このように一般大衆がある方向に動いたときに、世の中の流れに逆行する動きをすることこそが、リスク対比のリターンを高める秘訣です。例えば、(英語がさほど得意でない)日本人がシリコンバレーのスタートアップに挑戦したいのであれば、今のような時期こそがチャンスなのでしょう。

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